2020年02月18日(火) 15時32分

結婚

"日本で行われるいわゆる「キリスト教式結婚式」は、キリスト教徒のウェディングを模したウェディングも多い。

一般的な進行としては、牧師が司式し、大抵先に新郎が入場して祭壇の前で待つ。

ウェディングブーケを持ち、ウェディングドレスを身にまとった新婦がエスコートする者（通常は実父）と共に入場。

また、様式としてもカトリックとプロテスタントの要素が混同したイギリス国教会風の事例が多い。

中央通路を進み、エスコートする者が新郎に新婦を引き渡す。

現在の日本では、キリスト教徒は人口の1%程度であるが、信仰とは無関係に、キリスト教徒を模した挙式を望む人が非常に多い。

このようなニーズを受けて、宿泊施設や結婚式場ではいわゆる「キリスト教式ウェディング」のプランが準備され行われている。

しかも、新郎新婦が建物から退場するときに、友人・親類等によって、ブーケ・トス、ライスシャワー、フラワーシャワー等が行われることもある。

マスコミなどがキリスト教形式の宣伝を繰り返し、一般的となっている事や、ウェディングドレスに似合うムードという理由があるようである。

以下順序等の違いはあるが、賛美歌（聖歌）、聖書の朗読、誓いの言い回し、それに対する祝福、指輪のチェンジなどが行われる。

つまり正真の教会堂や聖堂でなく、ウェディングのためだけにつくられた教会堂風の施設（宗教施設でなく集会場として登録されるいわゆる「結婚式教会」）において、特定の教会に所属しない者によって行われるケースが大多数である。

その一方で正教会の様式が参考にされている時はない。

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